ミニマリスト流!ものを増やさない定期点検法

実践
この記事で分かること
  • ものを定期的に点検する必要性が分かる
  • 定期点検の方法が分かる
ナカタ
ナカタ

こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。

わたしは、自ら「ミニマリスト」と名乗ることで、ものの数を意識して暮らしています。
それでも、気付けばものは増えています…

ものを買ったりもらったりする「持ち込む行為」は、わりと自然に発生します。
一方で、「ものを手放す行為」は、相応の意識と行動が必要になります。
つまり、ものを増やさないためには、定期的な点検が必要だと言えます。
わたしは、定期点検を習慣化したことで、断捨離して以降リバウンドはしていません。

この記事では、わたしが実践している定期点検法をご紹介します。
まずは1部屋からでも、手軽に始めてみてください。

ものが増えると、
お金を失い、
居住スペースを失い、
自分の時間を失います。

「もの」は暮らしに欠かせないツールです。
しかし、下手に増やすとお金を失い、居住スペースを失い、家事や労働で自分の時間を失います。

ものを持つと、購入・維持・修繕・買い替え・保管に費用がかかります。
そのお金を捻出するために、多くの方は労働を強いられることになるでしょう。
ものを管理するには、時間と労力が必要です。
整理整頓・メンテナス等に手間がかかると、自分の時間が削られてしまいます。

必要なものを必要な分だけ所有することで、お金・時間・労力の無駄を削減できます。
生活のハードルが下がり、精神的なプレッシャーも軽減します。
ものが無い分、大きな家に住まなくても、充分な居住スペースを確保できるかもしれません。

「もの」と上手く付き合うには、「1in1out」と「定期点検」が必要なのです。

「よし、部屋を片づけよう!」と思った時、1番大切なのは「ものを増やさないこと」です。

SNSや片づけ本を開くと、大概「収納アイテム」や「便利グッズ」が紹介されています。
それらを買い足したところで、スッキリと整った美しい空間は完成しません。
彼らの暮らしが整っているのは、ものを厳選し、その暮らしに合った収納を実践しているからです。

今あるものから本当に必要なものを厳選し、残すものが決まれば、必要なものが見えてきます。
買い足すのは、1番最後。
買い足すときは、「1in1out(1つ買ったら1つ手放す)」が鉄則です。

これを踏まえた上で、わたしが実践する「定期点検法」をご紹介します⬇︎

毎日触れる部分は作業のついでに、
滅多に見ない部分は時間を作って、
1-2ヶ月毎に家の中を総点検します。
見直し対象は「自分の所有物すべて」。
押し入れ・引き出し・書類ケースなど、
1-2ヶ月触ってないものは結構あります。
定期的に自分に問いかけることで
本当に必要なものが見えてきます。

1-2ヶ月の間に使わなかったものは、
残すか手放すかを考えます。
1つ1つ、使っていない理由や
持ち続ける必要性を検討します。

シーズンオフのものも対象です。
「来シーズン気分よく使えるか?」
「傷んだり汚れたりしていないか?」
「機能面に満足しているか?」
1つずつ出して見直しています。
点検ついでに、防虫剤・除湿剤の
入れ替えも行なっています。 

「要・不要」の判定と同時に、
ものの定数も見直しています。
数を絞って「ないつもり」で生活し、
問題なければ手放しているので、
困ることはありません。
無理に減らす必要はないけれど、
ものは少なければ少ない方が、
コストも管理負担も減ります。

毎月初旬に前月の支出を確認します。
支出は予算内に収まっているか、
余分なものを買っていないか、
ものを買い替えるための予算は
いくらあるかをチェックしています。
何にいくらお金を使えば幸せかは、
人それぞれです。
お金の価値を最大限に引き出せる
予算組みを目指しています。

破損・汚損があるもの、
使い勝手が悪いもの、
使うと気分が萎えるものは、
買い替えを検討します。
買い替える前にオススメなのが、
「ない暮らし」の体験です。
やってみて思うのですが、
暮らしの質に影響するものは、
案外少ないものです。
“やっぱり必要だ”と分かれば、
迷わず取り入れましょう。

以上、わたしが実践している「ものを増やさない定期点検法」についてご紹介しました。

歳を重ねて、暮らしが変われば、必要なものも変わります。
持ち物の定期点検は、物量を調整するだけでなく、暮らし全体の質を高めます。
「1in1out」を基本としながら、今回ご紹介した方法を取り入れてみてください。
これを習慣にすれば、ものに支配されない暮らしを実現できるでしょう。