こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。
2020年、わたしは大規模な断捨離を行いました。
「世間一般」「常識」に寄っていた軸を「自分」に戻すために内省し、
多くのもの・ことを手放して、肥大化した暮らしを自分サイズに戻しました。
自分に必要なものを選択し、余分なもの・不要なものを手放していくことで、
抱えていたものが減り、生活費が減り、ストレスが減りました。
すると、空間にゆとりが生まれ、心にゆとりが生まれ、お金が増え、時間が浮きました。
お金・時間の使い方を見直し、優先順位をつけて、効率を意識したことで、
「ラットレースのような人生」→「自分が主役の人生」に変化しました。
暮らしの満足度に大きく関わる「お金」・「時間」。
それと同じくらい、わたしの暮らしで大切なものが「ゆとり」です。
「お金」「時間」「ゆとり」をテーマに、人生が好転した理由についてご紹介します。
お金を見直す
【実践したこと】
- 極力現金払いせずカードで支払う
- 家計簿アプリとカードを連携して、
家計簿の漏れをなくす - 家計簿を見直して、
満足度の低い支出を削減する - 月予算・年間予算を立てる
- 自分に必要な生活費を把握する
- NISA・iDeCoを活用する
- 家の中の不要なものを売り、
臨時収入を得る - 暮らしに必要なものを厳選し、
ものに纏わる費用を削減する
「お金」は便利で価値のある道具。
以前は、お金を手に入れるため、昼夜問わずに働いていました…
物価が上がり、賃金が増えない中、働けども働けども、仕事に追われ、
私生活を満喫する体力・気力もなく、働くだけで人生が終わっていく…そんな感覚でいました。
このまま歳をとるのは嫌だ…
人生の優先度を考えた結果、「稼ぐ」ことではなく「支出を減らす」ことに注目しました。
手書きの家計簿は、記入漏れしやすく、続かなかった経験があるので、
ITを利用して家計簿をほぼ自動作成し、支出管理に注力することにしました。
収入が増えたら増えた分、
使ってしまうのが人の性…
自立してから現在まで、
随分と支出が増えていました。
満足度の低い支出を見直し、
月8万円ほど削減することが
できました。
浮いたお金は、NISA・iDeCoを利用してインデックス投資をしています。
貯金は「安全資産」と言われていますが、インフレに弱い資産です。
また、全財産を日本円で保有することにもリスクを感じています。
現役で働いている間は、投資のリスクも受け入れられると考えているので、
1年暮らせる生活費分は貯金で取っておき、残りは投資することにしています。
時間を見直す
【実践したこと】
- 24時間の使い方を洗い出す
- 理想的な時間の使い方を考え、
満足度の低い時間を削減する - スマートウォッチを活用して、
体に合った睡眠をとる - 労働時間を減らすために転職する
- 自由な時間を確保する
人は、命を燃やして生きています。
お金の収支はコントロールできますが、消耗する時間(=命)は止められません。
時間は、お金と違い、増えない・買えない・交換できない、貴重なものです。
人生逆算すると、体力・気力・お金が揃う期間って短くない?!
「今を存分に楽しもう!」と考えるようになり、時間の使い方を見直すことにしました。
夜勤をしていた頃の時間の使い方は下記の通り。
【転職前:日勤】
- 身支度:0.5時間
- 通勤:1時間(往復)
- 仕事:11時間
(一応休憩:1時間) - 家事:2時間
- 食事:1時間
- 入浴:1時間
- 睡眠:6時間
- 自由時間:1.5時間
(疲れてダラダラ…)
【転職前:夜勤(月7回)】
- 身支度:0.5時間
- 通勤:1時間(往復)
- 仕事:18時間
(一応休憩:3時間) - 食事:1時間
- 入浴:0.5時間
- 睡眠:3時間
仕事ばっかり…仕事も楽しいけど、本望じゃないかな。
どんな風に過ごせたら、わたしは幸せなんだろう?
わたしの場合、「仕事」を見直すと手っ取り早かったので、「転職」を視野に入れました。
先に「支出管理」を始めていたことで、必要な生活費は大体把握できていました。
「夜勤」がなくても生活できることが分かっていたので、「日勤のみ」の職場へ転職。
現在の時間の使い方は以下の通り。
【転職後:現在の時間割】
- 身支度:0.5時間
- 通勤:1時間未満(往復)
- 仕事:9時間
(確実に休憩:1時間) - 家事:1.5時間
- 食事:1時間
- 入浴:1時間
- 睡眠:7時間
- 自由時間:3時間
(好きに使う)
労働時間を短縮し、「睡眠」・「自由時間」を増やすことに成功しました。
毎日「睡眠」の時間を確保できたことで、心身が安定し、幸福度が増しました。
これから先の人生を楽しむためには、長く健康であり続けることが大切。
怠っていた「自分の健康管理」を行うべく、食事・栄養・睡眠を見直しています。
「自由時間」は、あえて使い方を決めていません。
本を読んでもいい、SNSにチャレンジしてもいい、疲れていたらゴロゴロしてもいい…
時間的なゆとりを確保することで、忙しさ解放され、イライラすることが減りました。
お金と時間はトレードオフ?
【お金と時間の効率を考える】
- 整理整頓・片付けをする
→無駄遣いを減らす
家事時間を短縮する - 冷凍食品・惣菜を利用する
→家事時間を短縮する - 時間単価を上げる
→転職して労働時間を短縮する
体の負担を減らす - 仕事を効率化する
→労働時間を短縮する - 自分の価値観を知る
→満足度の高いものに
お金・時間を使用できる - 投資する
→労働時間を増やさずに、
お金が増える可能性がある - 健康を維持する
→人生の幅が広がる
医療・介護の負担を減らす - 人に会う
→人生の豊かさに繋がる
「お金」と「時間」の関係は、単純なトレードオフではなく、とても複雑。
支出管理・時間管理などの短期的なものから健康管理・自己投資などの長期的なものまで、
個人の状況や目標に応じて、バランスを取りながら、より豊かな暮らしを目指すことになります。
転職前と比較し、今は労働時間が減り、年収も100万円ほど下がり、支出を調整していますが、
体の負担・ストレスが減り、暮らしの満足度は高く、貯蓄率が上がり、資産は増えています。
時間の使い方を見直したことで、勉強する時間ができ、「投資」にも挑戦することができました。
家計を見直し、不要な支出を洗い出して、投資にお金を回すことで、
平均的な収入のサラリーマンでも、老後困らない程度の資産形成ができると考えています。
ゆとりを持つ
【実践していること】
- ものを増やさない
- タスクを減らす
- 予定を詰めない
- 「何もしない」ことも認める
- 1人で過ごす時間を設ける
- 影響の輪を意識する
- しっかり休息をとる
生活に金銭的な問題がなく、充分な休日を得ても、漠然と不安を感じることがありました。
働き盛りの時期に、こんなに楽していて良いのかな…
自分はダメな人間になったのかも…
救命の現場でプレッシャーに晒され、昼夜問わずに働く暮らしを10年以上続けてきたため、
手に入れた「ゆとり」に居心地の悪さを感じていました。
「ゆとりを持つ」ことは、単に「楽をする」ということではありません。
心身の健康を保ち、創造性・生産性を上げるために、必要不可欠なものです。
ストレス緩和・リフレッシュ効果・アイディアの創出・集中力アップなどの効果があり、
ゆとりがあることで、他者へ配慮できたり、自分を見つめ直す機会を持てたりします。
断捨離して手に入れた、空間的なゆとり。
支出を見直して手に入れた、金銭的なゆとり。
転職して手に入れた、時間的なゆとり。
それらが精神的なゆとりへと繋がっています。
今は、「ゆとり」のおかげで、人生がより幸せで充実したものになっていると実感しています。
まとめ
以上、「お金」「時間」「ゆとり」をテーマに、人生が好転した理由についてご紹介しました。
わたしは「断捨離」をきっかけに、効率の良い「お金」と「時間」の使い方を考えるようになり、
「ゆとりを持つ」ことを知り、「自分の人生を楽しむ」ことを意識するようになりました。
きっかけは人それぞれ。
毎日頑張っているのに何だか満たされない方へ、わたしの体験が何かのお役に立てば幸いです。
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