こんにちは、ナカタです。
2009年から働く現役ナースです。
病院・施設で勤務歴があり、
転職歴4回。
現在は高齢者施設で働いています。
先日、終活のイベントに参加しました。
「余命宣告された前提で、大切なものを5つだけ手元に残す」ゲームに参加したのですが、
なかなか選べない方が多い。
「わたしは看護師だから早いのかも...」 と考えましたが、
たまたま同席していたミニマリストの方も、選ぶのが早かったです。
自分らしく最期を迎えられるように、家族が困らないように、準備するのが【終活】。
考えてみれば、ミニマリストは、それに近いことを普段からやっています。
ミニマリストナースのわたしが考える、ミニマリストと終活の共通点を7つ挙げてみました。
モノを整理する
ミニマリストは、「自分にとって 必要最低限のモノ」を残します。 これを習慣化すると、 不要なモノが処分でき、 モノの管理がしやすくなり、 探し物がなくなります。 モノだけでなく、財産関係や 人間関係なども整理しておけば、 いざという時に困らないでしょう。
家族の負担を減らす
「必要最低限のモノ」を残すと、 通常の家庭よりも物量が減ります。 自分がいなくなれば、 所有物は概ねゴミとなります。 早めに片付けておくことで、 遺品整理における家族の負担は グッと減るでしょう。 いつ・誰が亡くなるのかを、 明確に知る術はありません。 体力・判断力がある今から、 片付けることをオススメします。
支出が減る
「必要最低限のモノ」で暮らすと、 無駄なモノは買わなくなり、 経済的に余裕が生まれます。 お金を残すことができれば、 医療・介護・葬儀などにかかる 費用で困ることがありません。
無駄な時間を削減する
必要なモノが少ないと、 探す・買う・売る・捨てるなど、 モノにまつわる時間が減ります。 浮いた時間で、勉強したり、 家族や友人と過ごしたり、 体を休めたりすることで、 より充実した日々を 過ごすことができるでしょう。
価値観がはっきりする
心にゆとりが生まれる
生活において、選択肢が多いと 無意識にストレスを生みます。 余計なモノ・選択肢を手放すと、 心の負担は軽くなるし、 経済的・時間的なゆとりもできて、 精神状態が安定します。 「終活」は、死と向き合う活動。 心のゆとり・平静さが大切です。 早めに終活に取り組み、 財産の整理・葬儀の準備など 進めておけば、自分の死後に 対する不安も軽くなるでしょう。
望む最期に向けて準備ができる
断捨離をして大切なモノを残す、 終活で最期に向けて準備をする、 これらは自分の価値観・人生観を 表明するきっかけになります。 「終活」と聞くと「縁起でもない」 「その時に考えればいい」と、 遠ざけてしまう方もおられますが、 テレビニュース・持病の話など 会話を広げることで、その人の 価値観に触れることもできます。 自分の望む最期を迎えるには、 信頼できる人々と、自分の考えを 共有しておくことが最も大切です。
まとめ
ミニマリストナースのわたしが考える、ミニマリストと終活の共通点を挙げてみました。
「自分にとって本当に必要なモノ」を残すには、自分の価値観について考える必要があります。
価値観が明確となれば、その後の人生がより充実したものに変わるでしょう。
自分の考えを、信頼できる人と共有する習慣があれば、万が一の時に困らないのかもしれません。
体力・判断力がある若い方、終い支度を考えている方へ、参考になる部分があれば幸いです。
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