こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。
成人1人あたりの所有物は、実に1000〜1500個(ダンボール10〜15箱分)にも上ります。
その中で、毎日使うものは精々200個ほど。
つまり、8割のものはなくても、実際の生活に大きな支障はないということです。
ものを持つと、購入・維持・修繕・買い替え・保管に費用が次々と発生しますが、
逆にものを減らすことで、そうした出費を大幅に抑えることができます。
「さすがに8割減らすのは無理だけど、少しは減らせそう…」と思った方へ。
所有物を1/3に絞り、一般的な物持ちからミニマリストへと変わった自身の経験を基に、
暮らしを楽にするものの減らし方をご紹介します。
気軽に試せるヒントをお届けできれば幸いです。
ものが少ないほど暮らしが楽になる理由
- 部屋が広くなる
- 掃除が楽になる
- 探しものがすぐ見つかる
- 気持ちがスッキリする
- ストレスが減る
- お金が貯まる
- 時間に余裕ができる
- タスクがはかどる
- 自分の価値観がわかる
ものを減らすと、部屋の空間が広がり、住環境が大きく変わります。
人によっては、“こんなに広い家に住む必要がない”と気づくかもしれません。
ものを減らして、より手頃なサイズの家に住むと、家事負担も軽減されます。
また、ものが多いことで「視覚的なストレス」を感じている場合があります。
ものが散乱していると、目や脳が疲れ、集中力が低下し、気分が不安定になることもあります。
反対に、部屋が整うことで、これらのストレスが軽減され、精神的にも安定します。
さらに、集中力が高まり、創造性や生産性が向上することにも繋がります。
実際にものを減らした者の体感としては、不要なものを手放すと部屋がスッキリと片づき、
半分ほどに減らすと、上記のメリットや暮らしの変化を実感します。
ものを減らす過程で、自分の価値観が明確になり、徐々に必要なものは見えてきます。
余計なものへの執着が薄れ、結果としてお金・時間・空間にゆとりが生まれ、
より豊かな生活を送ることができるようになります。
ものを減らす時の注意点
- 計画的に小さく始める
- 「使える」はナシ
- 収納グッズは買わない
- 人のものに手を出さない
- 思い出の品は追々
ものを減らすには、ある程度の訓練が必要です。
やり方を間違えると、かえって部屋が散らかったり、逆にものが増えてしまうこともあります。
また、他人のやり方をそのまま真似して、バンバン捨てると、あとで後悔するかもしれません。
大切なのは、自分の価値観やライフスタイル、一緒に暮らす人のことを考えて実践することです。
わたしが実際に「失敗した…」と感じた経験から、注意すべきポイントを5つ挙げました。
計画的に小さく始める
片付ける時、まずやるのが「すべて出す」こと。
「出すスペースがない」「想定時間内に終わらない」となると、大惨事です。
エリアを絞って、1区画から小さく始めましょう。
一気に片付けると、ものの処分で心身ともに疲労が溜まります。
暮らしが急激に変化すると、ストレスから体調を崩すこともあります。
片付けは、少しずつコツコツと進めましょう。
「使える」はナシ
「使える」ものは無限に出てきます。
大切なのは、「今使っている」かどうかです。
ものは、置いておくだけで劣化し、管理コストがかかります。
真の「もったいない」は、ものを使わずに放置することです。
収納グッズは買わない
片付け途中で収納グッズは買わないでください。
収納できる場所を増やすと、ものが増えます。
うまく片付けることができれば、収納グッズも手放すことになります。
収納・収納グッズを買う前に、まずは減らし切りましょう。
人のものに手を出さない
自分のものが減ってくると、他人のものが気になり始めます。
たとえ家族であっても、人のものに手を出したり、強要してはいけません。
人には人の価値観があります。
ルールを破ると、信頼関係が崩壊します。
共同で使っているものは、相手にも確認してから片付けましょう。
これらを守れば、協力してくれる人が出てくるかもしれません。
思い出の品は追々
思い出の品は、「代替できないもの」です。
安易に手を出せば、後悔や喪失感に苛まれるかもしれません。
片付けるのは追々で構いません。
自分の価値観が定まってから、向き合うようにしましょう。
ものの減らし方
ものを持てば持つほど、管理の負担が増え、家事の手間もかかります。
余計なものに囲まれずに暮らすために、自分の持ち物を見直してみましょう。
減らした後の暮らしをイメージする
ものを減らしてどう暮らしたいのかを
イメージしておくと、軸がブレません。
わたしの場合、掃除が嫌いで、
ものが視界に入ると気が散るので、
「必要なものだけのシンプルな部屋」を
目標にしました。
目標の合格ラインに達した今、
毎日の掃除が楽になり、
視覚的なストレスは随分減りました。
片付ける範囲を決める
狭いところから始めると、
失敗するリスクが減ります。
バッグの中・棚1区画など、
1日で完結する場所から始めましょう。
少しずつ始めて成功体験を積むと、
自信がつきます。
早くスッキリさせたい方は、
大きなものから片付けてもOK。
大きなものを処分するときは、
手放すまでに労力と日数がかかるで、
計画的に取り組んでください。
全部出して今使うものだけ残す
片付ける場所を決めたら、
その中のものを全部出します。
「今使っているもの」は残し、
「使わないもの」は処分します。
「〜したら使うもの(未来のもの)」
「いつか使うもの(未来のもの)」
「〜のとき専用(低頻度のもの)」は、
基本的に手放し対象となります。
ものは置いているだけで劣化します。
残すなら今から使いましょう。
使用頻度が低いものは、
レンタルするのもオススメです。
悩んで時間がかかる場合は、
保留BOXを作って入れておきましょう。
保留する場合は期限を決める
「残す」「手放す」で悩むのなら、
選択肢に「保留」を入れてもOK。
保留BOXを用意して、
期限を迎えるまで保管しておきます。
保管期限は、四季を考慮し、
最長でも1年としてください。
必要なものがあれば、
保留BOXから出して、
これからも使ってください。
期限を迎えた保留BOXは、
開封せずに箱ごと手放すことを
オススメします。
失敗したら買い直す
減らすことを突き詰めると、
仙人のような生活になってしまいます。
自分はどんな暮らしがしたかったのか、
今一度思い出してください。
「やっぱり必要だった」と思うなら、
素直に買い直しましょう。
(我が家の場合、カーテンレスは
寒すぎたので買い直しました。)
まとめ
以上、暮らしを楽にするものの減らし方をご紹介しました。
今でも、モヤモヤしたときは、1〜5の方法を実践して、ものを見直すようにしています。
そうしているうちに、世間一般の価値観から少し離れ、自分自身の本当の価値観が見えてきます。
身の回りがスッキリ整ってくると、自然とお金・時間・空間にゆとりが生まれます。
イメージした暮らしに近づくほど、生活が楽になり、自由度が増すのを実感できるでしょう。
コメント