ものが脳を疲弊させる?!ミニマリズムで本来の機能を取り戻そう

思考
この記事で分かること
  • ものが脳を疲弊させる理由がわかる
  • 脳の負担を減らす方法がわかる
  • ものを増やさない3原則がわかる
ナカタ
ナカタ

こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。

ものに囲まれていると、何となく疲れを感じることはありませんか?
実はそれ、周囲のものが、わたし達の脳に負担をかけて、エネルギーを消耗させているんです。
余計な情報が視界に入ることで、脳は常に働き続け、休む暇がなくなってしまいます。

この記事では、ものが脳のエネルギーを消耗させるメカニズムに迫り、
脳に余裕を取り戻すミニマリズムの効果についてご紹介します。

ものが多い環境では、
脳は不要な情報処理に追われ
タスクに集中しづらくなり、
本来の力を発揮できません

1.視覚的な刺激になる
ものが視覚的な刺激となり、脳は常にそれらの情報を処理しようとします。
マルチタスクの状態となり、1つのタスクに割く脳のエネルギーが奪われます。

2.意思決定の負担が増える
ものが多いと、それらの使用や管理に関する意思決定の機会が増えます。 
“これを使おう” “あれは片づけなきゃ”など、小さな意思決定の積み重ねが脳の負担となります。

3.気が散って集中力が低下する
複数のものに注意が向くと、マルチタスクの状態になります。
本来集中すべきことに割く注意力が低下し、集中力を低下させます。

4.管理負担が増える
ものが多いほど、購入・管理に費やすお金・時間・労力が増えます。 
これらが継続的に脳のエネルギーを消費します。

5.ストレスになる
ストレスは、判断・集中・感情制御に関わる脳の機能を低下させます。
過度の情報処理や継続的なストレスで脳が疲弊すると、本来の能力を発揮できなくなります。

人間の脳は、
マルチタスクに不向きです。
刺激を減らし、
集中できる環境を整え、
効率よく使いましょう。

1.ものを減らす
不要な情報や刺激を減らし、作業環境をシンプルに保ちます。
余計な刺激を減らせば減らすほど、集中力は上がります。

2.色柄を減らす
部屋に置くものの色を統一する、無地のもので揃えるなどして、
目の刺激になる色や柄を減らすのも効果的です。

3.ものを隠す
視界に入るものをゼロにすることはできません。
気になるものは、棚や箱に入れるなどして、隠してしまうのもアリ。

4.意思決定の簡素化する
同じ用途のものは1つに絞ることで選択肢が減り、意思決定にかかる時間・労力が削減できます。

5.簡単なタスクは即時処理する
“後でやらなきゃ…”と考えるだけでも、脳のエネルギーを消費します。
短時間で済む作業は、その場でパッと処理して、脳内から消してください。

6.集中できる時間を確保する
ものを減らすことで、探し物や片づけに費やす時間が減り、作業に集中できる時間が増えます。

7.優先順位をつける
最小限のものだけを残すことで、選択と集中が容易になります。
ものを減らす過程で、優先順位をつける習慣が身につき、より良い意思決定ができるようになり、
重要度・緊急度の高いことに時間や労力を使えるようになります。

8.充分な睡眠時間を確保する
脳にとって、睡眠はとても重要です。
睡眠中に記憶の整理や定着が行われ、老廃物が洗い流され、日中の作業効率が回復します。
効率的に作業し、浮いた時間で充分な睡眠を確保しましょう。

1. 手放す
2. 買わない
3. もらわない

この3つを徹底すれば、
ものは増えません。

手放す

・明らかなゴミを捨てる
・同じ用途のものは1つに厳選する
・お気に入りのものだけを残す
・今使っていないものは、売る・譲る・処分する
・電子化できるものはデジタル化し、ものは手放す
・1つ買う(もらう)なら1つ以上手放す
・定期的に持ち物を見直し、手放す習慣を身につける

買わない

・物欲を掻き立てる情報源を断つ
・「欲しい!」と思っても即決せず、本当に必要か数日考える
・ものを買って問題を解決しようとしない
・あるもので代用する
・「なし」で生活できないか実験する

もらわない

・チラシやレシートなど、不要なものを持ち帰った時はゴミ箱へ直行する
・クーポンやサンプルは、すぐに使う(使わないならゴミ箱へ直行する)
・使わない頂き物は、気持ちを受け取り、ものは売るか譲る

ものが脳に与える負担と、それを軽減するミニマリズムの効果についてご紹介しました。

身の回りのものから受ける刺激によって、わたし達の脳は疲弊してしまいます。
ものを減らすことで、脳のエネルギーを効率よく使い、集中力や生産性を高めることができます。
ものを減らし、部屋も脳もスッキリさせて、より豊かで充実した毎日を送ってみませんか?

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