片づけ・掃除が苦手な人へ捧ぐ!使うかどうか「微妙なもの」を選別するコツ

思考
この記事で分かること
  • 「微妙なもの」を手放せない理由がわかる
  • 「微妙なもの」を減らせる理由がわかる
  • 「微妙なもの」を選別する方法がわかる
ナカタ
ナカタ

こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。

「よし、片づけよう!」
「思い切って断捨離しよう!」
そう思って取り組んでも、実際は思うようにいかないことが多いですよね。

明らかに使わないものは、これ機に思い切って手放せるかもしれません。
しかし、使うかどうか「微妙なもの」はどうでしょう?
手放そうとしても、「また使うかも…」という思いが頭をよぎり、つい残してしまいがちです。
実は、こういった中途半端なものが一番厄介。
結局、あまり状況は変わらないまま、試みがフェイドアウトすることも少なくありません。

そりゃ全部なくなればスッキリするけど…
今まで持っていても困らなかったし、
また使うかもしれないでしょ?

あなたも、こんな経験はありませんか?
今回は、この「微妙なもの」との向き合い方について考えてみましょう。

わたし達は、なぜ「微妙なもの」を手放せないのか、どうすれば効果的に整理整頓できるのか。
日々の暮らしをより快適にするため、これらとの賢い付き合い方を探っていきましょう!

【微妙なものを手放せない理由】

  • 使えるものへの罪悪感
  • 手放すことへの不安
  • ものへの執着心
  • ものへの同情

「もの」は、使われてこそ、その真価を発揮します。
「いつか使うかも…」と残す「微妙なもの」は、実際はほとんど使われていません。

でも、あったら便利だし、せっかく買ったのにもったいなくない?

「使われないもの」は、ただ場所をとり、劣化していくだけです。
それなら、いっそ他所へ送り出してあげた方が、「もの」の役割を果たせるのではないでしょうか?
思い切って手放すことで、気持ちもスッキリするはず。
物理的な「もの」と罪悪感や執着心などの「感情」を分けて考えることが、整理への第一歩です。

毎日使うものの数を
数えたことはありますか?
実は、所有物の2〜3割が、
暮らしの大半を支え
ています。

例えば、「家にあるものを半分だけに減らして生活してください」と言われたら、どうしますか?
恐らく、使い勝手の良いものやお気に入りのものを優先して選ぶでしょう。
この過程で、「微妙なもの」は自然と排除されていくはずです。

ちなみに、一般的な成人1人が所有するものの数は、約1000〜1500個と言われています。
その中で日常的に使うものは、200個程度しかないそうです。
実際、わたしも「1日に使ったもの」を数えたことがありますが、200個ありませんでした。
「200個あれば生活できる」と考えると、「半分」というのは不可能な数ではないと言えます。
使うかどうか「微妙なもの」は、意外と多いのかもしれません。

そんなに減らしたら、流石に不便でしょ?

わたし自身は、断捨離で私物を1/3に減らしましたが、特に不便を感じていません。
むしろ、家事の手間が大幅に削減できたので、以前よりも快適に暮らせています。

片づけや掃除が楽になるかどうかは、「物量」でほぼ決まります。
理想の暮らしに向けて、思い切って整理進めれば、片づけや掃除が驚くほど楽になります。
イメージ図にすると、こんな感じです⬇︎

ノウハウ図書館 (1).jpg

「微妙なもの」を整理して暮らしが不自由になっては、本末転倒です。
ここで参考になるのが、「マズローの欲求階層説」です。
マズローは、人間の欲求を5つの段階に分類しています。
下層の欲求が満たされると、次の段階を目指し、最終的には自己実現を目指すという考え方です⬇︎

ノウハウ図書館.jpg
この理論を「微妙なもの」の選別に用いると、以下のようになります⬇︎

  • 生理的欲求:食事・睡眠など、生活に欠かせないもの
        例:快適に眠るための道具は減らし過ぎない
  • 安全の欲求:住居、お金、健康などに関わるもの
        例:普段は使わなくても防災関連のものは保管しておく
  • 社会的欲求:人との交流を支えるもの
        例:思い出の品や趣味の道具は大切なものだけを厳選して持つ

このように、心の充足感を大切にしながら整理を進めると、少ないものでも快適に暮らせます。

【わたし(ミニマリスト)の選別基準】

上記に加え、以下のポイントを意識しています⬇︎

  • より使う可能性が高いものだけを残す
  • 1ジャンル1アイテムに絞る
  • できるだけ汎用性の高いものを選ぶ

このように選別すれば、ほぼ「微妙なもの」は残りません。
片づけや掃除が苦手な方にはオススメの方法です。

以上、使うかどうか「微妙なもの」との向き合い方について解説しました。

「もの」には、様々な感情が結びついているため、手放すことは簡単ではありません。
完全に分離することはできませんが、視点を変えれば、より効果的に整理できるかもしれません。
多くの「微妙なもの」は、実際なくても生活に支障がないことに気づくはずです。
「マズローの欲求階層説」を参考に、本当に必要なものなのかを見直してみてください。
家にある「微妙なもの」を手放すことで、部屋も心もスッキリと軽くなるはずです。

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