こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。
2020年、ものの多さに嫌気がさし、キャパオーバーを迎えました。
なんとかしたくて収納グッズを買ってみたけど、どうにもならず、部屋は散らかるばかりでした…
片付け・整理整頓に関する書籍を読み漁って分かったことは、
「ものを収納する前に、ものの量を減らす必要がある」ということ。
必要なものを効率よく使うためには、生活動線を考えた場所に収納する必要があります。
余分なものを抱えたままでは、それは叶いません。
ものを手放すときの基準として作成したのが「捨てリスト」です。
わたしが実際に手放したものを例に添えて、手放しやすいものから順に並べてみました。
手放しやすさのレベルを星★★★で表現しています。
星★★☆以降の「使えるもの」をどれだけ手放せるかで、部屋の様子が変わってくると思います。
このリストが、片付けが進まない方・暮らしをスッキリさせたい方のお役に立てば幸いです。
いらないもの【★☆☆】
✔︎ 服:傷んだ服、似合わない服、フィットしない服
✔︎ 食品:期限切れの食材、ずっと前からある調味料
✔︎ 本:情報が古い本、1年以上開いていない本
✔︎ 飾り:ホコリを被った人形・写真・絵画
使用できる状態でも、自分が使わなければ「いらないもの」です。
「まだ使えるから…」と手元に残していると、
使わないものに生活空間を占拠され、目につくたびに気が散り、脳のリソースを奪われます。
ものは、使わなくても劣化します。
自分にとって「いらないもの」でも、欲しい人がいるかもしれません。
まだ使用できるものは、売る・譲る方が有効活用できます。
人に譲ることができないものは、処分しましょう。
ものによっては、リサイクルされるかもしれません。
壊れているもの【★☆☆】
✔︎ 欠けているもの
✔︎ 割れているもの
✔︎ ちょっと工夫すれば使えるもの
✔︎ すぐに充電が切れるもの
「最後まで使い切ろう」とは思いますが、正直不便です。
触れる度に、使いにくさを感じるのは、そこそこストレス。
潔く手放した方が、暮らしの質が上がり、気分良く過ごせます。
小さなストレスが積み重なると、衝動買い・暴飲暴食などの基になります。
使い勝手が悪いもの【★★☆】
✔︎ 文具:書きづらいペン、出ない色がある3色ペン
✔︎ キッチン:切れない包丁、加工が剥がれたフライパン
✔︎ 家電:有線式の掃除機、ターンテーブルの電子レンジ
✔︎ 収納:重たいタンス、コマが取れやすい収納ケース
家の中には、「まだ使えるもの」がたくさんあります。
それらをすべて置いておくと、物量が増えて、散らかりやすくなります。
片付けのハードルが上がり、家事の負担やストレスが増えます。
ストレスは、一時的なものであれば深刻な問題にはなりませんが、
慢性化すれば脳の機能を低下させます。
余計なストレスは取っ払って、気分良く過ごすことが大切です。
「もの」を大切にする前に、「自分」を大切にしませんか?
いつか使うもの【★★☆】
✔︎ 予備のもの
✔︎ 用途が被っているもの
✔︎ 来客があれば使うもの
✔︎ 何かの時に使えそうなもの
ものを持つと、購入・維持・修繕・買い替え・保管に費用がかかります。
いつ来るか分からない日のために、いくら支払えますか?
その日が来たら、すぐ使えるようにメンテナンスはしていますか?
具体的に、「いつ使う」と言えないものまで置いていませんか?
「いつ」が分かってから、その時に1番使いやすいものを探して、
購入もしくはレンタルする方が、効率が良いかもしれません。
もらったもの【★☆☆〜★★★】
✔︎ おまけ:化粧品サンプル、雑誌の付録
✔︎ 配布:クーポン付きチラシ、うちわ、ティッシュ
✔︎ 贈りもの:好みではないプレゼントや引き出もの
✔︎ 譲られたもの:ブランドバッグ、上質なコート、宝石
無料で配られるものは「広告」です。
受け取ると、マーケティングに踊らされ、無駄遣い・衝動買いするリスクが上がります。
不用意に受け取らない方が無難です。
頂き物の中には、正直「いらないもの」もあります。
目にするたびに心苦しく思うのも、そこそこ心理的な負担となります。
贈り主の「気持ち」はしっかりと受け取り、「もの」は切り分けて考えましょう。
贈った側も、相手を困らせるのは本意ではありません。
わたしの場合、親しい友人には「断捨離している」と伝えています。
贈り主に会った時に、「あれ使ってる?」なんて聞かれることは、ほぼありません。
仮に聞かれても、家に招かない仲なら「使ってます」と答えますし、
家に招く仲なら「消え物が嬉しい」と伝えるようにしています。
電子化できるもの【★★☆〜★★★】
✔︎ 取扱説明書
✔︎ 書籍
✔︎ CD
✔︎ 給与明細や確定申告などの書類
✔︎ アルバム
スマホやパソコンが普及し、電子化できるものが増えました。
形のある状態で保有すると、管理が大変です。
電子で管理することが難しい方・不安を感じる方でなければ、
終活や防災の面からも、電子化するメリットは大きいと考えます。
とは言え、わたしは「両親が残したアルバム」は残しています。
結婚するときに「持っていきなさい」と渡されたもので、
電子化はできますが、「置いておきたい」と思っています。
自分の感情に素直でいることは大切です。
「片付けるんだ!」と意気込み、無理に手放す必要はありません。
まとめ
以上、「捨てリスト」をご紹介しました。
ものの量を減らし、必要なものを適切な場所に収納できたことで、散らかることが減りました。
暮らしていれば、ものは出入りするので、「一度片付けたら終わり」とはなりません。
現状を知り、出入りするものを把握して、定期的に点検することが大切です。
余計なものを手放すことができれば、今よりもずっと暮らしやすくなるはずです。
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