服は30着以下、着るものしかないクローゼット

実践
この記事で分かること
  • 何着も服はあるのに「着る服がない」と思う理由がわかる
  • 着る服しかないクローゼットの作り方がわかる
ナカタ
ナカタ

こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。

何着も服はあるのに、「着る服がない…」と思ったことはありませんか?

「服はあるけど、着る服がないクローゼット」は、
流行や気分に任せて服を買い、それに合った小物を買い、捨てずに全部置いておくと完成します。

服や小物の数が多いと、選ぶのも管理するのも苦労します。

毎日何を着るか悩みたくない方、被服費を節約したい方へ、
30着以下の服で暮らす経験から、「着る服しかないクローゼット」の作り方をご紹介します。

【服が原因】

  • 着れなくはなけど傷んでいる
  • 流行色が強くて着れない
  • サイズが合っていない
  • 着心地が悪い
  • 着回しにくい
  • ジャンルが合わない
  • 似たようなものがいくつもある
  • 着てもしっくり来ない

【自分が原因】

  • 持っている服を把握していない
  • 着たい服が分からない
  • 似合う服が分からない
  • 選択肢が多すぎて選べない
  • 服を選ぶことに疲れている
  • 買って満足しがち
  • 服の手入れが面倒くさい

「安いから」「流行っているから」「可愛いから」などの理由で服を購入し、
「まだ着れる」「もったいない」と言って保管し続けていると、服の量はどんどん増えていきます。

結果、服を管理しきれず、多過ぎる選択肢に疲弊して、「着る服がない」状態になります。
戦略的に服の数を減らせば、これらの問題は解決します。
                                                      

  • 着ない服を手放す
  • 生活スタイルに合った
    着回しやすい服を選ぶ
  • 自宅で手入れができる服を選ぶ
  • 服の数は洗濯頻度に合わせておく
  • 残した服に合う小物だけを残す
  • 服が傷んできたら買い替える
  • 新しい服を買う時は、
    手持ちの服との組み合わせを
    考えてから買う

生活スタイルや着心地を重視し、定番の服・着回しやすい服を中心に揃えます。
最低限の枚数で服を着回すなら、TPOを選ばないものがベストです。     
流行色の強い服は、1シーズンで着倒せる枚数に絞ります。
服の手入れが面倒だと思う方は、素材・洗濯マークを確認して服を選んでください。                                                                     
新しい服を購入する場合は、必ず手持ちの服との組み合わせを考えましょう。

まず今ある服を全部出しましょう。
とても面倒な作業ですが、
現状を把握することが大切です。
普段着ている服はどれですか?
自分の好きな服はどれですか?
人に褒められた服はどれですか?
それ以外の服は手放し候補です。
1年間着ていない服は、
恐らく来年も着ることはありません。
これを機に手放しましょう。
思い切れない方は保留BOXを作って、
1ヶ月間保管してみてください。
箱を開けることはありましたか?                                                何が入ってるか思い出せますか?
使わないもの・思い出せないものは
今のあなたに必要がないものです。            

服を選ぶ基準は色々ありますが、
少ない数で着回すのなら、
1番優先すべきは汎用性。
わたしは自転車通勤なので、
ジャケット+パンツスタイル、
自宅で洗濯できて、綺麗めな、
TPOを選ばない色や形を選びます。
ベーシックなアイテムを中心に、
耐久性があり、手入れのしやすい
素材を意識して購入しています。
アイロンが苦手なので、
シワになりにくい素材を選びます。
顔の血色がよく見えるように、
似合う色を上半身に取り入れてます。

シワになる素材シワにならない素材
リネン(麻)ポリエステル
コットン(綿)ナイロン
レーヨンウール
キュプラ
定番のコットン(綿)+ポリエステルの組み合わせ。                                            
肌ざわりがよく、吸水性の高いコットン(綿)と、                                                                  シワになりにくいポリエステルを合成すると、                                                                  
着心地がよく、乾きやすい服が出来上がります。                                                                   コットン(綿)35%:ポリエステル65%の割合の服は、                                     
運動着や仕事着などで使われています。          
【判断基準】イエベブルベ
手の平をグッと握って離す黄色い白い
手首の血管の色緑色青黒い
日焼けしたあと黒い赤い
横を見た時の白目の色ベージュグレー
瞳の色黒〜濃茶薄茶
イエベで明るい色が似合う場合は『Spring』、
イエベで暗い暗い色が似合う場合は『Autumn』、
ブルベで淡いが似合う場合は『Summer」、
ブルベで原色が似合う場合は『Winter』に分類されます。

服の数は洗濯の頻度で決めます。
わたしは毎日洗濯・外干しするので、
乾かない日のことを考えて、
下着・服は3つずつ用意しています。
コーディネートは3パターンで充分。
定番の服は着回しやすいので、
組み合わせで雰囲気を変えられます。

服のパターンが決まれば、
それに合う小物も限られてきます。
選ぶことに時間・労力がかかるなら、
アクセサリー・バッグ・靴なども
減らしていきましょう。
特に、バッグの数を減らせれば、
出先に合わせて荷物を入れ替える
手間も省けます。

ものを管理する時は『 1 in 1 out 』
1つ取り入れたら1つ手放します。
これを徹底すれば増えません。
ハンガーがけならハンガーを減らす、
畳む収納ならケースを小さくすると
効果的です。  

わたしは、ハンガー派。
少し値の張るハンガーで揃えると、
リバウンド防止効果が更に上がります。

一般的な服の寿命は2-5年だそう。
服の数を減らして回転率を上げると、
ヨレ・色褪せが早めに出ます。
服を1シーズン3パターンで着回すと、
半年〜1年が替え時になります。
定番の服は来季に新品を購入でき、
流行りものは着倒すに丁度いい期間。
下着の寿命は、洗濯100回分程度。
3着でまわすと交換目安は約1年。
汚れや型崩れが見られれば、
早めに交換しています。

以上、「着る服しかないクローゼット」の作り方をご紹介しました。

服の数が減ると管理がしやすくなり、選ぶのに時間・労力は必要ありません。
残すのはお気に入りの服ばかりなので、自分自身は毎日気分よく過ごせます。

ファッションにそこまで興味はなく、制限がある中で工夫することを楽しめる方は、
服の数を絞ることで、毎日の小さなストレスが解消するでしょう。

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