断捨離で人生が変わる!私物を1/3に減らした方法

実践
この記事で分かること
  • ミニマリストの体験談を知ることができる
  • 私物を1/3に減らした方法や考え方がわかる
ナカタ
ナカタ

こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。

皆さんは、ご自宅で以下のような経験をしたことがありますか?

・クローゼットを開けると着ていない服が目に入る
・キッチンが使わない調理器具でゴチャついている
・テーブルの上には常に何か置いてある
・本棚には読まない本がずらりと並んでいる

恐らく、多くのご家庭で見られる光景でしょう。
かつての我が家は、すべて当てはまっていました。
そこから、大規模な断捨離を経て、現在の我が家がコレです⬇︎

「ものを減らしたい」「スッキリ暮らしたい」とお悩みの方へ。
ミニマリストになった私が、私物を1/3に減らし、快適な暮らしを手に入れた方法を解説します。

きっかけは、「新型コロナウイルス」でした。
当時は病院で働いていたため、
感染が拡大するにつれて、
仕事の負担はどんどん増していきました。
家事にまで手が回らなくなり、
掃除をするのもご飯を作るのも嫌になった時、
「このままではダメだ!」と警鐘が鳴りました。

「できないものは仕方がない。
 方法を変えよう!」

【ズボラでも掃除ができる部屋】を目指して断捨離を決意。
はじめは整理収納系の本に飛びつきましたが、細々とした収納方法が性に合いませんでした。
さらに模索していたところ、ミニマリズムという考え方に出会ったのです。

ミニマリズムの考え方を参考に、私は以下の7つを実践しました⬇︎

これらの行動を続けるうちに、部屋はどんどんスッキリし、心も軽くなっていきました。
ものを手放すことで感じたメリットは、以下の9つです⬇︎

特に、心の変化は大きかったです。
ものに縛られていた気持ちが解放され、自分自身と向き合う時間が増えました。
内省することで、自分にとって本当に必要なものが明確になり、価値観が変化していきました
結果、お金や時間の無駄遣いが減り、心のゆとりが生まれました。

壊れかけのもの・使い勝手が悪いものなどを手放すだけで、私物は2/3程度になりました。

はじめは順調だったのですが、この勢いは徐々に失われていきます。
断捨離にブレーキをかけたのが、「時々使うもの」や「いつか使うもの」。
このような微妙なものが、実は1番厄介です。
これらを手放そうとすると、「まだ使えるのに」「いつか使うかも」と心がザワつきました。

「ものを手放すことに対する不安」と「ものを持つことによる安心感」のバランスは人ぞれぞれ
自分の価値観が明確であれば悩まないのかもしれませんが、当時の私は悶々としていました。

「ものを手放すための基準」が欲しかった私は、【マズローの欲求階層説】に目をつけました。
マズローは、人間の欲求を5段階のピラミッド構造で説明した心理学者です。

これを「ものの選別」に用いれば、「自分の心を満たしつつ、ものを減らせる」と考えました。
実際に活用した例をいくつかご紹介します。

・生理的欲求:食事・睡眠など、生活に欠かせないもの
 パジャマはなくても暮らせるけど、睡眠の質に関わるから残しておこう。
・安全の欲求:住居、お金、健康などに関わるもの
 防災関連のものは、多めにストックしておこう。
・社会的欲求:人との交流を支えるもの
 思い出の品は、見て気分が上がるものだけ残そうかな。
・承認の欲求:他人からの評価や認識を求めて所有しているもの
 財布はブランド物じゃなくてもいいかな。
・自己実現の欲求:自分の能力を最大限に発揮できる環境
 副業の本、読んでないから人に譲ろう。今は本業に力を入れて、家計管理を頑張ろう。

5つの欲求を意識して、1つずつ吟味していると、手放しても後悔しないものが分かってきました。
結果的に、快適さや心の豊かさを損なうことなく、私物を1/3に減らすことができました。

「この家、何もないじゃない!」
「生活できるの?!」
ウチに来た友人には驚かれますが、
持ち物を吟味しているだけで、
ちゃんと必要なものはあります。
私たちは、ものの管理負担から解放され、
「不便」でなく「ゆとり」を感じています。

ものを減らす行為は、誰にでもできます。
今あるものと向き合って厳選すれば、
多くの人が半分のもので暮らせると思います。
理由は、以下の2つ⬇︎

ナカタ
ナカタ

① 日常的に使うものは、200個くらいしかない

一般的には、「成人1人が所有するものの数は約1000〜1500個」と言われています。
その中でも、日常的に使うものは約200個なのだそうです。
実際に、私の持ち物(日常的に使うもの+個人的なもの)を数えてみると、約270個ありました。
そのうち、毎日使うものの数は、約160個でした。
持ち物の数を公表しているミニマリストも、多くの方々が200個以下のもので生活しています。
これらのことから、上記の数字は「そこそこ信憑性がある」と考えています。

ナカタ
ナカタ

② よく使う2割のもので、ある程度の生活はできる

【パレートの法則】をご存知でしょうか?
「全体の結果の約80%は、構成する要素の約20%から生み出される」という法則です。
つまり、所有するものの2割が、生活の質の8割を左右している可能性が高いということです。

私は、私物を1/3に減らしてみましたが、生活の質は大して変わりませんでした。
ファッションや調理の選択肢は減りましたが、レンタルや外食で充分補えています。


本当に必要なものだけを持つと、ものの管理に割いていたお金・時間・労力が削減できます。
あなたも、一度、身の回りにあるものを見直してみませんか?
今あるものの半分で暮らせたなら、きっと「ゆとり」を実感できるはずです。

断捨離を通じて、私の人生は好転しました。
【ズボラでも掃除ができる部屋】を手に入れ、家事に費やす時間と労力を大幅に削減できました。
その結果、心・時間・お金にゆとりが生まれ、今では充実した日々を過ごすことができています。

「ミニマリスト」と名乗るようになった今も、定期的に持ち物を点検しています。
なぜなら、自分や家族のライフステージ、そして社会は常に変化し続けているからです。
暮らしが変化していく中で、「一度で完璧に片付ける」という考え方は現実的ではありません。
大切なのは、変化に気づき、その時々で最適な暮らしを見つけることです

皆さんも一度、ご自身の身の回りを見渡してみてください。
本当に必要なものと、そうでないものを見極めることで、きっと新しい発見があるはずです。
断捨離は、単に物を減らすことではありません。
自分自身と向き合い、より豊かな生活を送るための第一歩なのです。

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