月10万円削減できるかも?!家計簿をつけて、固定費・変動費を見直そう

家計管理
この記事で分かること
  • 固定費・変動費を見直すメリットがわかる
  • 事例を通じて、固定費・変動費を見直すポイントがわかる
ナカタ
ナカタ

こんにちは、ナカタです。
「ものを減らして自由に生きる」をテーマに発信しています。

「ミニマリスト」となり、少ないもので暮らしていると、
なんとなく生活費が下がっていることに気付きました。

ナカタ
ナカタ

お金の出入りをちゃんと把握すれば、もっと貯まるかも…

家計簿アプリとカードを連携して家計簿をほぼ自動で作成し、支出を見直すことに。

支出のベースとなる「固定費」は、
下げることができれば、継続的な支出削減が狙えます。

気を抜くと予算オーバーしやすい「変動費」は、
削りすぎると暮らしの満足度が下がるため、良い塩梅を探ることが大切です。


家計における固定費・変動費の理想的な割合について、
ARUHIマガジン」の記事では下記の指標が示されていました⬇︎

  1. 黒字家計の傾向
    固定費の割合が40%台〜50%台の家計が多く、黒字家計の約3割を占める。
  2. 赤字家計との比較
    赤字家計では固定費の割合が60%台のケースが最も多い。
  3. 変動費との関係
    黒字家計では変動費の割合が30%台〜40%台が多く、約6割を占める。

つまり、理想的な「黒字家計」にするなら、このような割合になるということ⬇︎

  1. 固定費の割合:45%程度、変動費の割合:35%程度が目安
  2. 収入の約80%で生活する
  3. 残りの約20%は使わずに貯蓄・投資へまわす

我が家は共働きなので、通信費・外食費・サブスク代などは個人持ち。
現在、わたしが管理している支出と月々の予算は以下の通り(太字は夫婦2人分)⬇︎

【固定費:103520円】

  • 住居費・水道光熱費:90000円
  • 火災保険:520円(5年契約を月割)
  • スマホ代:5000円(機種代含む)
  • サブスク費:6000円
  • 医療費:750円(年予算の月割)
  • 年会費:1250円(年予算の月割)

【変動費:85000円】

  • 食費:55000円(外食含む)
  • 日用品:8000円
  • 被服費:6000円
  • コスメ:2000円
  • 交通費:9000円
  • 交際費:5000円

固定費・変動費・貯蓄の割合を参考にしつつ、
家計簿でお金の出入りを把握し、支出に優先順位をつけることで、
月々の支出を約10万円削減することができました。

わたしが削減した「約10万円分の支出」の内訳について、ご紹介します。
(ざっくりですが、削減できた金額を【 】内に記載しています)

“保険は入るもの”と思い込み、
掛け捨ての保険に入っていました。
10年ほど払っていましたが、
FP3級の勉強を始め、
日本の保険制度について学び、
「養う家族がいないなら不要」と
判断したので、解約しました。
毎月高い保険料を支払うよりも、
万が一に備えて貯金する方が、
お金の流用性は高いです。

知人から「節税になる」と聞き、
個人年金を積み立てていました。
貯金よりも資金拘束があり、
少々しんどさを感じながらも、
“増えるし…”と辛抱していました。
NISA制度ができ、
個人年金の仕組みを知ったことで、
“自分で投資した方が増える!”と考え、
元本割れ覚悟で即解約。
そのまま全額投資にまわし、
今では元の値段以上に増えています。
資金拘束がないことで、
引き出せない不安が解消しました。

さほど家計にダメージを与えませんが、
確実に出ていく水道代。
小さな支出も侮れません。
“水がもったいないな〜”と思い、
節水グッズを導入したことで、
毎月約1000円、削減できました。

断捨離してものを減らした後、
火災保険を見直しました。
家財が減った分、保険料を下げました。
合わせて、個人賠償責任保険が
他の保険と重複していないかを確認。
保険料を年間約5000円削減できました。

ストレスなく電波が届くのなら、
大手キャリア→格安SIMへの
乗り換えがオススメです。
わたしは、docomo→楽天モバイルへ
乗り換えました。
データ無制限で、通信費がほぼ半額。
スマホとパソコンをテザリングして、
通信費は合計3000円強で済んでいます。

なんとなく続けがちなサブスク…
支出に対する満足度を考えて、
利用頻度が少なかった
「Amazonプライム」を解約し、
店舗に通っていたヨガを
オンラインに切り替えました。
YouTubeなどを使えば、
無料で音楽を聴いたり、
レッスンを受けたりできるので、
お金を払わないサービスで
代用するのも手だと思います。

以前は、2ヶ月に1回美容院に通い、
カット・パーマ・カラーなどで、
約7500円支払っていました。
髪の傷みが気になったので、
パーマ・カラーはやめました。
アプリ:minimo」を利用すれば、
練習用のモデルとして、
無料でカットしてもらう事ができます。
複数のお店で利用してますが、
先輩美容師のサポートがあるので、
毎回キレイに仕上げてもらえています。

皮膚科と歯科に通っていましたが、
医師と話をする中で、
必要なのは薬ではなく、
習慣の改善であると知りました。
皮膚科の通院はやめ、
歯科はセルフケア能力が上がり、
年4回→3回に減らすことができました。
医師も歯科衛生士も、
聞けばしっかりと教えてくれます。
セルフケアができれば、
削減できる医療費もあります。

NHK、協会費、ファンクラブ...
年払いだと存在感は薄いですが、
金額を12で割り毎月の支出に含めると、
結構な痛手になります…
仕事関係・趣味のもの含めて、
給料アップに繋がらない年会費が
28000円あったので、退会しました。

食べ物の制限は続かないので、
買い物の仕方を工夫しました。
ついで買い・無駄遣いを防ぎ、
持ち帰る食品の量を抑えると、
節約にも体型維持にも効果的。
献立は、主菜・サラダ・汁物・
蒸し野菜と決めているので、
予算が立てやすく、
買い物時間も短縮できます。
汁物・蒸し野菜は、
冷蔵庫の余りを集めて入れても
美味しく仕上がるので、
フードロス削減に役立ちます。

以前は、ほぼ毎月何かしらの日用品を
「まとめ買い」をしていました。
“お得だ!”と思っていましたが、
薬局並みのストックを抱え、
毎月の日用品代が異様に高かった…
ストック切れや使い古したタイミングで
「ない暮らし実験」を行い、
汎用性の高いものを残してきたことで、
洗剤・調理器具・食器・タオル類など、
必要な日用品が随分と減りました。
暮らしに必要なものが減れば、
コストも削減できます。
トイレットペーパーやティッシュは
ふるさと納税を利用しています。

「フランス人は10着しか服を持たない」
この本を読んで、服を減らしました。
自分のスタイル・体格・肌の色に合う、
週に何度も着たい服を探すとなると、
なかなか見つかりません。
買い物のハードルがかなり上がり、
被服費はグッと減りました。
1シーズン3コーデで過ごしていますが、
わたしにとっては必要充分。
選択肢を増やすと逆に疲れます。

コスメは、足せばキリがありません。
特に美容にこだわりはないので、
基礎化粧品は、植物油を、
コスメは、リップ・日焼け止め・
ファンデーション・アイブロウ・
アイシャドウ・アイライナー・
マスカラ・チークを各1つずつ、
購入しています。
植物油(つばき・ホホバなど)は、
肌の保湿・化粧落とし・ヘアオイルと、
多用途使いができるので便利です。

友人と楽しい時間を過ごすのに、
必ずしもお酒は必要ありません。
子育てしている友人も多いため、
遊ぶならランチをメインとし、
夜出かける時は門限を決めて、
早く帰ることにしています。
お酒がない分、
費用は安く抑えられるし、
酔っ払って会話の内容を忘れる
なんて失態がなくなりました。

以上、わたしが削減した「月10万円分の支出」の内訳について、ご紹介しました。

固定費・変動費で月10万円削減できたことで、ボーナスに頼ることなく、
趣味・娯楽を楽しんだり、家具・家電の買い替えなどができるようになりました。

支出を見直すだけで、生活が楽になる可能性があります。
大切なのは「我慢する」のではなく、「自分にとって満足度の低い支出を減らす」ことです。

ぜひ一度、ご自身の支出を見直してみてください。

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